今のために

仲良く話をしながら昼食も終え、予定通りドライブに行くことになりました。僕が会計をしようとすると、すぐに横に来て自分の分を僕に渡して来ました。さすがに全部もらうのは悪いし、全部返すのも悪いので、少しだけ受け取りました。

すると、
”ありがとう。ご馳走様”
と軽く頭を下げました。


本当に性格も良く、メンズエステとかも無く、そういう子なんだと分かりました。


車に乗ると、すぐに僕の手を握ってきました。ただ、僕の車はマニュアルなので、ずっと握っているわけにはいきませんでした。

すると、彼女は僕の太腿の上にそっと手を置き、
”これなら、運転の邪魔にならない？”
と尋ねてきました。
”うん。大丈夫だよ”
と答えると、

彼女の手は、だんだんと僕の太腿の内側に滑り込んで、付け根の方へと上がってきました。もう少しで、彼女の指先が僕のあれに触れそうなぐらいでした。
”ここって、なかなか筋肉が付かなくて、誰でも柔らかいままなんだよ”
と、指先で軽く揉んで来ました。

僕が驚くと、彼女はニコッと笑って、そのまま僕の太腿を触りながら、僕にもたれかかってきました。

2人の中間地点あたりで待ち合わせをして、ご飯を食べて僕の車でドライブに行くとになりました。

駅前で待ち合わせて、無事に落ち合い、彼女は僕の車に乗り込んできました。彼女は写メと変わりなく若くてかわいく、甘えん坊でわがままな感じでした。

彼女も僕の事を気に入ってくれたようで、彼女のリクエストのパスタを食べに行きました。店が少し込んでいたため、椅子に並んで座って話をしたので、お互いだんだんと緊張も取れてきて、メールのように話が出来るようになってきました。

少しの待ち時間の後、席に案内され注文を終えると、彼女が
”手を貸して～　私、エステの仕事してるから、マッサージ得意だよ”
と言ってきました。

手を彼女の前に差し出すと、僕の手を両手でぎゅっと握って、親指の付け根あたりを指でマッサージしてくれました。さすがに、仕事なのでとても上手で気持ち良いものでした。

”指、細くて綺麗だね～”
と、言って僕の指や手を撫で回してきました。

心の中で、”こういったことは、普通は男が女のことにするんだよね”と思いながら、されるがままにしていました。

彼女はそのまま僕の手を握って、僕をまっすぐに見つめ
”逢いたかったよ”
と甘えてきました。

”僕も逢いたかったよ”
と言うと、手をぎゅっと握り締めて、嬉しそうに微笑みました。


あまりに調子が良すぎるので、この後メンズエステの勧誘とかされるんじゃないかと、疑ったりしていました。

今度は、かなり若い子と仲良くなりました。23歳で、職場がかなり近く、積極的な子でした。

ゆっくりと時間をかけてメールをし、写メの交換でも、気に入ってもらえたようで、メールで甘えてきて僕に逢いたいと言ってきました。

逢ってもないのに”好き”とか”早く逢いたいな”とか”癒してあげたい”とか。

あまりにも積極的なので、何か裏があるんじゃないかと疑うぐらいでした。

彼女は、自分から写メを沢山送ってきたり、電話で話してもかなり甘えてきて、だんだんと疑いも晴れてきました。

ただ、かなり束縛がきつく少しでもメールが遅いとすぐにメールが来たり、夜中でもいきなり電話でお話ししたいとか、大変でした(^_^;)

紆余曲折が色々あって、やっと逢うことになりました。